線香花火の光の移ろいには、人生が反映されて見えると言われています。
美しく輝く花火は、婚礼という二人の門出を華やかに祝福するのにふさわしいモチーフです。
わずかな火薬に火が点いてできる赤い玉は、生命の誕生にたとえられています。
初々しく散り始める火花が、青年期の若々しさに重ねられています。
四方に明るく輝く炎の光は、自己表現が充実する壮年期に見立てられています。
穏やかに細く輝く火花は、老年期と閉じるいのちを表しています。
丁寧に漉き上げた手漉き和紙を使用しています。紙の端は断ち切らず、手漉きの味わいをそのまま残しました。
一本一本、手作業で丁寧に撚った熨斗。花火と同じ製法でつくられた熨斗は、線香花火をかたどっています。
水引も花火をモチーフに。華やかな水引は、四方に輝き広がっていく、花火のきらめきを表現しています。
※手漉き和紙のため、和紙の耳(端)の形状には個体差があります。
※熨斗は線香花火を模していますが、火薬は入っていません。