環境への取り組み

環境の保全は、私たち製造メーカーの責務です。特に紙製品を開発・製造する企業として森林環境の保全は大きなテーマとなっています。昨今のカーボンニュートラル実現への取り組みをはじめ、持続可能な社会の実現に向けて、積極的に環境活動に取り組んでいます。

マルアイは2008年に「FSC®森林認証」のCoC認証を取得しました。

ESG〔環境（E: Environment）、社会（S: Social）、ガバナンス（G: Governance）〕の観点から、マルアイの多くの製品は「FSC®認証材、再生資源、およびその他の管理原材料」から製造し、森林環境の保全や地域社会に配慮した持続可能な社会の実現に貢献しています。

日本は、2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指し、プラスチックのリサイクルが強く求められています。そこでマルアイは、2024年1月、スーパークリーンシートの環境配慮型製品として、業界初の「リサイクル可能な導電性シート」を開発しました。

従来の導電性シートは、プラスチック廃棄物として処理されていましたが、この新しいシートは、印刷した導電層を簡単に剥離してプラスチック基材を再利用できるため、プラスチック資源循環に貢献します。

使用後に廃棄される紙などの素材ではなく、スタイやハンカチなど二次利用可能な素材を用いた商品開発に力を入れています。繰り返し使用できることで、資源の有効活用と廃棄物削減を推進しています。

製造過程で発生する断裁後の紙などをほぼ全てリサイクルすることで、徹底した資源循環に取り組んでいます。さらに、印刷調整には損紙を活用して資源の無駄遣いを抑制し、環境負荷低減を目指します。

自然環境保全に取り組む団体や個人を応援する、山梨日日新聞の「環境の日」特集。この記事に毎年協賛し、地域における環境問題への意識啓発と、環境保全活動を支援しています。