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マルアイエピソード

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MARUAI EPISODES

一つひとつに、人の想いが溢れてる

マルアイが作っている商品、あなたはきっと手にしたことがあるはず。
ここでは、長い歴史の中で、ものづくりにかける熱き想いとマル秘エピソードをご紹介。
なじみのあるアイテムの裏側をのぞいて、新たな発見をしてみてください。

マルアイエピソード
#01
マルアイエピソード
人生で一番
ときめく日
をお祝いする袋
マルアイエピソード

デザイン金封

1980年発売

今や定番となった装飾が楽しめる祝儀袋はマルアイ発祥って知ってた?
マルアイエピソード
#02
マルアイエピソード
電子部品を守れ!
世界に求められた新技術
マルアイエピソード

静電気防止フィルム

1980年代

電子部品を静電気から守るフィルムを一から開発し、コンピューター量産に貢献!
マルアイエピソード
#03
マルアイエピソード
これ、透明にできる?
難題登場で…
マルアイエピソード

SCS(スーパークリーンシート)

1980年代

電子部品輸送用の導電性プラスチックシートを半透明化。現場の希望をカタチに!
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#04
マルアイエピソード
お年玉ならぬ…
夏のお〇玉って?
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お盆玉

2010年

お盆帰省の新習慣!お年玉袋ならぬ「お盆玉」で、家族の絆を深める夏の定番商品。
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#05
マルアイエピソード
気軽に「ありがとう」
伝える名わき役
マルアイエピソード

こころふせん

2012年

“のし”から着想したきもちをつたえるふせん。ちょっとしたお礼にペタリ!
マルアイエピソード
#06
マルアイエピソード
「おくる」シーン
欠かせないいつもの
マルアイエピソード

藤壺封筒

1956年〜

今では270種類を超えるバリエーションがあるマルアイの封筒ブランドが「藤壺」です。
マルアイエピソード
#07
マルアイエピソード
日本の美しさ
極めた名品
マルアイエピソード

こち

2008年

伝統的な日本の様式美を今のセンスで研ぎ澄ませた、のし袋ブランド。Janan is cool!
マルアイエピソード
#08
マルアイエピソード
塗っても、描いても。
巨大なキャンパス
マルアイエピソード

NuRIE(ヌーリエ)

2014年

子どもたちの可能性を引き出す巨大ぬりえ。海外の方や大人にも人気です。
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#09
マルアイエピソード
学校で
誰もが必ず使ったあれ…
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マス目模造紙

1970年代 

無地の模造紙に薄くマス目を印刷した、爆発的ヒット商品!
マルアイエピソード
#10
マルアイエピソード
もなかアイス
やっぱりこれ!
レトロなパッケージ
マルアイエピソード

冷菓袋(アイス袋)

1960年代

昔使用されていた紙製のアイス袋もマルアイが作っていました。
マルアイエピソード
#11
マルアイエピソード
使用されなくてよかった
戦時期の記憶
マルアイエピソード

風船爆弾

1940年代 

軍需工場に指定され、風船爆弾の製造を行いましたが、戦争で使用されることはありませんでした。
今や定番!
装飾が楽しめる祝儀袋はマルアイ発祥
デザイン金封
“こころ”と一緒に
“センス”も包んで、あの人へ

1980年〜

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • それまでの金封といえば紅白主体の地味なものしかありませんでした…
    • せっかくのお祝いなので、かわいいものを使いたい!という声から生まれました。
  • どんな時に使っているの?

    • 結婚式や出産などお祝いのシーンに使用されています。
    • 今では紅白のものより装飾付きがスタンダードに!

マルアイの
マル秘エピソード

今でこそさまざまな色や素材が揃う祝儀袋。
実は、初めてピンクやブルー、友禅柄の和紙を使って祝儀袋を作ったのが、私たちマルアイです。
1980年代当時、デザイン金封は目新しい斬新な祝儀袋として、業界に新風を巻き起こしました。

以下は、もともとの金封(左)と私たちが生み出したデザイン金封(右)です。

マルアイエピソード
ポリエチレン製造の
きっかけとなった商品
冷菓袋(アイス袋)
マルアイの化成品事業、
そのルーツはアイスの紙袋!

1960年代

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • 昔のアイスを包んでいたのは紙袋だったと知っていますか?紙製品メーカーのマルアイでもアイスの紙袋を手がけ、1962年には売り上げがピークを迎えました!
  • どんな時に使っているの?

    • 現在紙袋は作っていませんが、フィルム製の冷菓袋の製造は、マルアイの化成品事業の主力の一つとなっています。 

マルアイの
マル秘エピソード

昭和レトロでかわいいデザインのものが多く、今見るとほっこりとさせてくれるアイスの紙袋。
けれどスーパーマーケットの台頭とともに、アイスの包装は強度や衛生面で優れたプラスチックフィルム製のものに置き換わっていきました。
マルアイも、時代の流れにのってプラスチックフィルムの製造をスタート。株式会社アイポリを設立し、ポリエチレン袋を作り始めました。これが後の化成品事業の前身となりました。

マルアイエピソード
第二次世界大戦を
乗り越えたエピソード
風船爆弾
時代に翻弄されながら、
戦後の商機につなげる

1940年代

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • 太平洋戦争最中の1943年、国の軍需工場に指定され、兵器となる風船爆弾の風船部分の製造を開始しました。
    • 直径10mもの風船を作るには、和紙を広げて乾燥させるなどの必要があったため、富士川の広い土手を利用。材料には、貼り合わせても重くならない“こんにゃく糊”を使用するなど工夫を凝らしたそうです。
  • どんな時に使っているの?

    • 軍需工場に指定されてから2年後に終戦。作られた風船爆弾が使用されることはありませんでした。

マルアイの
マル秘エピソード

風船爆弾製造のため加工部を設け、従業員110人が携わりました。皮肉にも戦時期に従業員を確保するために会社は大きくなっていったのです。

1945年、作られた風船爆弾が飛び立つことなく終戦を迎え、事業としては空振りに終わりました。落胆する二代目らを前に、創業者・村松富吉は「うちは人殺しをせずに済んだんだ。ありがたいことじゃないか!どこの紙業者も被害をこうむったのだから状況は同じだ!この危機を商機に変えろ。従業員170名と討ち死にするつもりか!」と激励。
これを受け、終戦を商機とみなし、増えた従業員を活用して直ちに紙袋、封筒、雑記帳など身近な日用紙製品の製造を開始しました。
商品化はされませんでしたが、130年余り続いたマルアイのなかで忘れられないエピソードとしてご紹介します

マルアイエピソード
新しい発想でものづくりを行う
マルアイの真骨頂
マス目模造紙
社内で使用していた
アイデアグッズが大ヒット

1970年代

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • 昔から学校などで用いられていた無地の模造紙に、薄くマス目を印刷して社内で使用していました。これに現場の声や要望を取り入れて「マス目模造紙」を発売したら、爆発的ヒットに!
    • 今のマス目模造紙は、ちょっとした不便を新しい発想で解決するものづくりを行ったマルアイが起源なのです。
  • どんな時に使っているの?

    • 学校の授業や夏休みの自由研究・工作などで愛用されています。
    • 会社や施設での会議、掲示物など、仕事でも活用されています。

マルアイの
マル秘エピソード

「マス目模造紙」は当初、50枚巻を箱に入れて出荷し、店頭で一枚単位で販売されました。しかしこの販売方法では商品を傷めたり、保管スペースの確保の問題がありました。そこで誕生したのが「マス目模造紙プル」です。「プル」とは「引き抜く」ことで、ティッシュのように箱から紙を容易に引き抜いて使用できます。

実は「マス目模造紙プル」のアイデアはドイツから!ドイツにテーブルクロスを巻き取る機械があるという情報を聞きつけた当時の担当者は、すぐさまドイツへ飛んで機械を購入。帰国後、1年を費やして機械をカスタマイズし、「マス目模造紙プル」の生産機を完成させました。

マルアイエピソード
現在の主力事業の根幹
となる商品
静電気防止フィルム
こんなものが欲しい!に
見事こたえ、
コンピュータ時代の
幕開けを支えた

1980年代  

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • 「電子部品を静電気から守るための袋を作りたい」という、得意先からの相談がきっかけ。当時コンピュータは黎明期でしたが、私たちは迷わず開発に取り組むことを決意しました。
  • どんな時に使っているの?

    • 電子部品や精密機器などを静電気から保護するパッケージとして、幅広く使用されています。

マルアイの
マル秘エピソード

1980年代初頭に販売を開始した静電気防止フィルムの袋は、ちょうどコンピュータが量産時代に入った時期と重なり、時代の波に乗って飛躍的に成長しました。そして、わずか5〜10年という短い期間で、マルアイの主力事業へと発展したのです。

マルアイエピソード
今のマルアイを支える
主力技術の製品
SCS
(スーパー
クリーンシート)
静電気粉砕!
電子部品を守る、
マルアイの透明な力

1980年代  

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • 電子部品の輸送や保管時に発生する静電気による破損を防ぐ「導電性プラスチックシート」の開発依頼が舞い込みました。
    • 当時主流だった電子部品の輸送用トレイは、カーボンを練り込んだ“黒色”の導電性プラスチックシート。内容物が見えず不便という課題があったのです。
    • そこで、導電性インクを薄く印刷して“半透明”に仕上げる技術を開発し、1987年に製品化しました。
  • どんな時に使っているの?

    • スマートフォンなどの電子部品の輸送時に使用されています。

マルアイの
マル秘エピソード

SCS事業は、1986年の立ち上げ以来、幾多の苦難を乗り越えてきました。

立ち上げ当初は、機械の老朽化を理由にわずか数年で事業中止が決定。しかし、注文が途切れることなく、外注に頼ることに…。ところが、外注先での不良品や素材変更による不具合が頻発し、自社工場で全量を巻き直して製品化するなど、数年間もの間、困難な状況が続きました。

その後も、設備更新や技術革新を重ね、品質向上とコスト削減を図りながら、事業を継続してきました。そして現在では、マルアイを支える主力事業へと成長を遂げています。

マルアイエピソード
伝統的な習慣を活性化し、
潜在的ニーズを掘り起こす
お盆玉
家族の絆を結んで、
文化をも育む

2010年

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • 夏休みに帰省した孫たちにお小遣いを渡す日本の風習(こころのコミュニケーション)に着目し、お年玉袋のような「お盆玉」を企画しました。
    • 現在では夏の定番商品にまで成長。ひとつの文化をマルアイがつくった好例です。
  • どんな時に使っているの?

    • お盆の時期に、子どもや孫にお小遣いを渡すときや、帰省の際のお心づけとして使われています。

マルアイの
マル秘エピソード

東北の一部地域で呼ばれている風習から着想して「お盆玉」と命名し、商標登録も行いました。
当初は「余計な風習をつくりやがって…」という苦情もありましたが、その話題性も相まって知名度が向上!
販売開始から3年で全国2万の郵便局の店頭に「お盆玉」が並ぶようになり、今では夏の定番商品となりました。

マルアイエピソード
「相手を大切に思う」祝儀用品の
本質を受け継ぐ商品
こころふせん
こころを繋ぐ、小さな和文化
コミュニケーションツール

2012年

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • 日本の贈り物文化に欠かせない「のし」を、もっと手軽に、もっとおしゃれに使えたら…と悩んでいた企画担当者。気遣った同僚から手渡されたお菓子には、水引の絵と「大丈夫」の文字が手書きされた付箋が貼ってありました。この温かな実体験が元となり誕生したのが「こころふせん」です。
    • 下段に名前を書いて使用する点がのし紙のようで、こころを贈る文化とモダンなデザインが絶妙にマッチ!話題の商品となりました。
  • どんな時に使っているの?

    • ちょっとしたお礼や差し入れの際に使われています。

マルアイの
マル秘エピソード

「(お菓子をくれた)同僚の気持ちがすごく伝わってきて、本当にうれしかった」

当時、ブランク明けの仕事で不安を抱えていた担当者は、励ましの付箋を受け取り、明るい気持ちになれたと振り返ります。

リボンが書かれたシールと、水引の付いた“のし” のイメージが自然と繋がり、こんな風に“のし” が気軽に使われたらいいな、と思いついた

マルアイにとって最大の喜びはお客さまから「こんなのが欲しかった!」「これって楽しい!」などの言葉をいただくこと。その思いを大切にしながら、新たな発想を生む取り組みが実を結び始めています。

マルアイエピソード
時代を超えて愛される、
マルアイのロングセラー商品
藤壺封筒
「送る」も「贈る」も見つめた
マルアイの封筒ブランド

1956年〜 

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • 戦中から戦後の時期に封筒を作りはじめ、クラフト封筒や給料袋、月謝袋などを製造していました。その後、二重封筒(マルアイ発祥ではありません)の製造を始めたことが、封筒ブランド「藤壺」を世に知らしめる大きなきっかけとなりました。
    • 1956年には「藤壺」の商標登録を取得。今では、270種類を超えるバリエーションの封筒を取り揃えています。
  • どんな時に使っているの?

    • 手紙を出すときに、定番の「洋形封筒」や「クラフト封筒」、中身が透けない「二重封筒」が使用されています。
    • 海外への手紙は、赤と紺のラインだけでそれとわかる「エアメール封筒」を。
    • 「クッション封筒」は大切なものを包むシーンや、最近ではフリマでのやりとりに使われています。
    • お給料明細を手渡しするときは「給料袋」が愛用されています。

マルアイの
マル秘エピソード

高度成長期、封筒ブランド「藤壺」の名を全国に広げるため、販売キャンペーンを実施しました。

営業車にも「藤壺」、ディスプレイやパッケージにも「藤壺」と、ブランド名をアピールし、シールキャンペーン等も展開。その甲斐あって、「封筒といえば藤壺」と呼ばれるほど、広く知られる存在になりました。

マルアイエピソード
コラボでブレーク!ベーシックかつ
斬新な新コンセプトのし袋
こち
日本の様式美が
新たな価値となる

2008年

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • マルアイの「顔」となるような“のし袋ブランド”を作りたいという思いから、プロジェクトがスタート。日本の伝統的な様式美を洗練された意匠と素材で、「今」のかたちに昇華させたベーシックなラインアップが誕生しました。
    • 当時のキャッチコピーは「日本人が古くより守ってきた贈るこころを”今”のかたちで包みたい。」です。
  • どんな時に使っているの?

    • 冠婚葬祭をはじめ、さまざまなシーンで利用されています。
    • ベーシックなタイプは、会社の上役の方などが使用する用途でも人気です。(直営オンラインショップ調べ)

マルアイの
マル秘エピソード

●年、「こち」シリーズは「アッシュコンセプト」とコラボレーション商品を制作しました。
当初、企画担当者がアッシュコンセプトにコラボを打診しましたが、断られてしまいます。けれど、ある講演会で代表の名児耶さんの熱意のこもった話を聞き、「ここに頼むしかない」と再決意。何度も会いに行き口説き落としました!

また、 デザインを担当する「浅野デザイン研究所」の代表・浅野泰弘氏が持ち込んだ、アルファベットの言葉を模した水引は、社内で賛否両論を巻き起こしました(写真の「こち金封」)。しかし、商品化が決定したところ、日経デザイン誌の表紙を飾るまでに至りました。

ぬりえの枠に収まらない、
コミュニケーションできるぬりえ
NuRIE(ヌーリエ)
想像力と笑顔を解き放つ、
巨大ぬりえの魔法

2014年

マルアイエピソード
  • どうして生まれたの?

    • きっかけは、模造紙の可能性を感じた社員と、ぬりえを通してコミュニケーションを促進したいという思いを持った社員のアイデアでした。
    • 東日本大震災の際、大きな模造紙を広げて子どもたちに絵を描かせているなか、なかなか手を動かせない子が多い様子を見て、「ぬりえならのびのび遊べるのでは?」と考えた社員もいました。
    • こうして、複数のマルアイ社員たちのアイデアが結実して、A0サイズの巨大ぬりえが生まれました。色を塗ればアート作品にもなる、遊び心溢れるアイテムです。 
  • どんな時に使っているの?

    • 家族や友人はもちろん、介護施設や学校などでみんなでわいわい楽しみたい時に使用されています。
    • 友人知人へのプレゼントや、長期休みの孫たちの帰省のために買う方もいます。
    • 「おとなのぬりえ」として一人で楽しんでいる方もいます。

マルアイの
マル秘エピソード

最初は、一般的な子ども向けの塗り絵のような絵柄で試作していました。しかし、サイズが大きくなると、なぜか同じ絵柄でも楽しく塗れないことに気づきます。絵柄探しに試行錯誤を重ねた末、SwimmyDesingLabの吉水さんと出会いました。

吉水さんの描く絵は、ストーリー性があり、ちょっとブラックユーモアが効いています。さらに一面にぎっしり描かれているので、子ども心を引き付けるのです。こうしてまるでアート作品のようなぬりえが仕上がりました。

結果的に、海外のお客さんからも好評で、世界共通の楽しみを表現することができました。

ぬりえは本来、一人遊びですが、この巨大ぬりえはコミュニケーションツールとして活用されています。長年、人々のコミュニケーションをサポートしてきたマルアイならではの、新しいカタチのぬりえと言えるでしょう。

マルアイエピソード