投稿日:2025.12.16
『2026年お年玉に関する実態調査』を実施しました。
【2026年お年玉に関する実態調査】
お年玉をあげる人4割、あげる予定の人数は平均3人
金額は1,000円台から4,000円台が主流
・お年玉の渡し方は「現金をぽち袋に入れて手渡す」現金派が多数
・年末年始の予定は最多が「自宅でゆっくり」7割弱、旅行などの遠出は1割未満にとどまる
「こころ くらし 包む」をモットーに、さまざまな製品を通じて毎日のくらしに彩りと楽しさを提供する紙製品・化成品メーカーの株式会社マルアイ(本社:山梨県市川三郷町、代表取締役社長:村松道哉、以下「当社」)は、この度、20代以上の男女を対象に【2026年お年玉に関する実態調査】と【今年の年末年始の動向調査】を実施しました。
20代以上の男女2,405名を対象に調査を実施したところ、4割が来年2026年のお正月にお年玉をあげる予定であることがわかりました。そのうち「あげる」と回答した604名を対象に【2026年お年玉に関する実態調査】を実施した結果、あげる予定の人数は平均3人で、あげる相手は自分や親戚の子ども、孫など、“子ども”が中心であることがわかりました。あげる金額は、相手が子どもでも大人でも1,000円台から4,000円台が主流でした。
お年玉の渡し方は、現金をぽち袋に入れて手渡すスタイルが主流で、キャッシュレス決済が普及する今も、依然として現金派が多数を占めていることが明らかになりました。
また、20代以上の男女602名を対象に【今年の年末年始の動向調査】を実施したところ、今年の年末年始は7割弱が自宅でゆっくり過ごす予定であることがわかりました。
【主な調査結果】
①今年の年末年始は「自宅でゆっくりする」が最多の69.6%と7割弱が巣ごもり正月を予定。次いで「親族で集まる」19.1%、「自宅近辺で外出する」16.3%。
②来年2026年のお正月は40.4%がお年玉をあげる予定。
③あげる予定の人数は平均3人。あげる相手は「親戚の子ども」「自分の子ども」「孫(ひ孫)」など子どもにあげる割合が高い。あげる金額は1,000円台から4,000円台が主流。
④来年2026年にあげる予定のお年玉の総額を今年2025年と比較すると「変わらない」が最多の59.9%。次いで「増える」21.2%。
⑤お年玉の渡し方は「現金をぽち袋に入れて手渡す」が最多の77.8%。
⑥お年玉をあげるのは「高校卒業まで」が最多の34.6%。
【詳細】
①今年の年末年始は「自宅でゆっくりする」が最多の69.6%と7割弱が巣ごもり正月を予定。次いで「親族で集まる」19.1%、「自宅近辺で外出する」16.3%。
【今年の年末年始の動向調査】を20代以上の男女602名に実施したところ、「今年の年末年始をどのように過ごす予定か」の質問に対し回答は、「自宅でゆっくりする」が最多の69.6%、次いで「親族で集まる」19.1%、「自宅近辺で外出する」16.3%だった。「国内旅行に行く」8.5%、「日帰りレジャーに出かける」7.3%、「海外旅行に行く」3.5%と、遠出をするような予定は1割未満にとどまり、今年の年末年始は自宅やその近辺で過ごす人が多いことがわかった。

②来年2026年のお正月は40.4%がお年玉をあげる予定。
20代以上の男女2,405名を対象にした調査で「来年2026年のお正月にお年玉をあげるか」と質問したところ、「あげる」が40.4%と、2026年のお正月は4割がお年玉をあげる予定であることがわかった。「あげる」人を年代別でみると、最多が「40代」47.1%、次いで「60代以上」46.0%と、特に40代と60代が多かった。


③あげる予定の人数は平均3人。あげる相手は「親戚の子ども」「自分の子ども」「孫(ひ孫)」など子どもにあげる割合が高い。あげる金額は1,000円台から4,000円台が主流。
「来年2026年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの604名に、あげる相手の人数を質問したところ、あげる人数は平均3人であることがわかった。中には23人にあげると回答した60代女性など、2桁台と回答した人も少数ながら存在した。
あげる相手について質問したところ、最多が「親戚の子ども」58.6%、次いで「自分の子ども」38.6%、「孫(ひ孫)」29.3%と、子どもにあげる割合が高かった。

あげる金額は、相手が子どもでも大人でも「1,000円台〜4,000円台」が主流だった。「10,000円台〜40,000円以上」をあげる相手は、最多が「孫(ひ孫)」29.9% 、次いで「自分の子ども」24.9%、「親(配偶者も含む)」24.7%と、血縁関係がある相手に対してあげる金額が高い傾向が明らかとなった。

あげる金額の全体平均を昨年11月に実施した「2025年お年玉に関する実態調査」(※1)と比較すると、1,000円未満は16.7%と昨年より2.4%上昇、1,000円台〜4,000円台が45.5%と3.6%低下、5,000円台〜9,000円台は21.1%と5.2%上昇、10,000円台から40,000円以上が16.7%と4.0%低下。あげる金額は昨年より低下傾向にあることが明らかとなった。

④来年2026年にあげる予定のお年玉の総額を今年2025年と比較すると「変わらない」が最多の59.9%。次いで「増える」21.2%。
「来年2026年にあげる予定のお年玉の総額は、今年2025年と比較するとどのようになるか」の質問に対し回答は、「変わらない」が59.9%と最多で、次いで「増える」が21.2%だった。「減る」は8.5%と、1割未満にとどまった。
「変わらない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「あげる相手の人数に変化がない」「毎年同じ金額をあげている」という理由が多く挙がった。また中には「不景気だから(40代/女性)」「増やす余裕がない(50代/男性)」など、経済状況の厳しさから増額したくてもできないという声もあった。一方、「増える」と回答した人の多くは、「相手の年齢の変化に合わせて金額を上げる」という理由だった。ほかにも、「物価が上がって足りないと思うから(40代/女性)」「物価高なので1万円程度上がる(40代/男性)」など、物価上昇を踏まえて相手を気遣い増額するケースも少数ながら見受けられた。

⑤お年玉の渡し方は「現金をぽち袋に入れて手渡す」が最多の77.8%。
「来年2025年のお正月では、どのようにお年玉をあげる予定か」の質問に対し回答は、「現金をぽち袋に入れて手渡す」が77.8%と最多だった。現金以外の方法は「電子マネーで送金する」4.0%、「口座に振り込む」3.8%と1割未満にとどまり、お年玉のやりとりでは依然として現金が主流であることがわかった。

⑥お年玉をあげるのは「高校卒業まで」が最多の34.6%。
「お年玉は、いつまであげるものだと思うか」と質問すると、「高校卒業まで」が34.6%と最も多く、次いで「短大・大学・専門学校生まで」18.2%、「社会人になるまで」15.9%だった。
昨年の調査結果では、「成人になるまで」16.4%、「社会人になるまで」12.5%と、成人を一区切りと考える人が多い傾向にあったが、今年は 「社会人になるまで」 とする回答が増え、意識にやや変化が見られた。

【考察】
調査結果から、来年2026年のお正月もお年玉のやりとりが楽しまれることがわかりました。キャッシュレス決済が普及する今でも、お年玉は現金をぽち袋に入れて手渡すスタイルが多数を占めていたことから、お年玉は金銭の受け渡しにとどまらず、人と人が直接つながるコミュニケーションとして親しまれていることがうかがえます。また、物価高による家計の圧迫が続く中でも、お年玉の金額を昨年から減らす人は少なく、相手の喜びや楽しみを大切にする気持ちが表れている結果となりました。
当社はこれまで、祝儀袋やのし紙、お年玉袋といった紙製品を通じて、人と人のこころをつなぐお手伝いをしてきました。これからも、日本ならではの文化や思いやりのかたちを大切にしながら、現代の暮らしに寄り添うコミュニケーションアイテムを提供していきます。
【調査概要】
調査名:2026年お年玉に関する実態調査
対象条件:全国20代〜60代以上の男女
調査期間:2025年11月25日〜11月26日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:604名
(全国の20代以上の男女2,405名に事前調査を実施。「来年2026年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの604名に「2026年お年玉に関する実態調査」を実施。)
調査名:今年の年末年始の動向調査
対象条件:全国20代〜60代以上の男女
調査期間:2025年11月21日〜11月22日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:602名
※1:2025年お年玉に関する実態調査(2024年12月13日)
https://maruai.co.jp/news/p7789/
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